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一般社団法人ヘンプクリート推進機構
~ロゴに込めた想い~

忘れられた麻の知恵を、いま建築に宿す。
和の素材が、環境と人に寄り添い、未来の子どもたちの暮らしを育む。
持続可能な社会は、ここから始まります。

【ロゴに込めた想い】

本ロゴは、「呼吸する建築」としてのヘンプクリートの理念を、自然・人・未来の“つながり”として表現したものです。中心に描かれた麻の葉は、循環と再生の象徴であり、広がる形状は、地域から社会へ、暮らしから環境課題へアプローチを示しています。

【自然と知恵が宿る素材「麻」からはじまる建築再生】

古来より日本列島では、自然との共生を前提とした暮らしが営まれてきました。その中でも「麻(ヘンプ)」は、衣・食・住のあらゆる領域で活用され、特に建築や生活道具においては、通気性・強度・調湿性・再生力を活かした重要な素材でした。
この伝統的な素材である麻の可能性を、現代建築の技術と社会的課題(環境・健康・地域活性)の接点として見直し、次世代の建材「ヘンプクリート」として活用する取り組みを行っています。

【“試練の地”から始まる、次代の建築】

和歌山県和歌山市和田は、当法人設立の地です。
この地は、神武天皇の兄「五瀬命(いつせのみこと)」が命を閉じた地。和歌山は神武東征神話における“試練”の地として知られています。
また、「和歌山市和田」は全国の地名を50音順に並べた際、最後に位置する地名でもあります。そんな“終わり”の象徴ともいえる場所から、私たちは未来の“はじまり”を構想します。
神社建築や神事道具においても重用された麻。それは古来より、自然・人・信仰を結ぶ素材でした。私たちはこの素材を、現代建築の中核として再び活かし、気候変動・過疎・健康といった課題に応える建築の再定義を始めます。

法人概要

法人名:一般社団法人ヘンプクリート推進機構
法人番号:1700-05-007139
設立年月日:令和7年3月12日

事業目的

当機構は、ヘンプクリートをはじめとするヘンプ建材の普及と発展を目的とし、以下の事業を行います。

  • ヘンプクリート建材の安全基準・認定制度に関する調査・研究
  • ヘンプクリート施工技術の標準化および各種研修の実施
  • 製品認可取得支援や認定代理店ネットワークの構築
  • 国内外の事例調査・情報発信を通じた市場啓発
  • 他団体・自治体との連携による地域活性化・持続可能な建築モデルの推進

役員紹介

代表理事和田 靜佳
(株式会社イエステージ代表取締役)
最高顧問原田 義昭先生
(元環境大臣 弁護士)
理事近藤 豊三郎
(建築デザイナー)
稲垣 静
(株式会社エコマテリア マーケティングディレクター) 
清末 英荘
(原田義昭元衆議院議員 秘書)
佐藤 昌吾
(原田国際弁護士事務所 秘書)
佐藤 二三夫
(株式会社JSDハイセル 代表取締役)
小嶋 邦彦
(株式会社マチデコラボ 代表取締役)
渡部 直樹
(エイドデザイン代表/ブランドMGR)

事務局所在地・連絡先

〒104-0031
東京都中央区京橋2-8-18 八重洲中央ビル4階
TEL:03-6820-9393
メールアドレス:hempcrete.or@gmail.com

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